私は職業がアパレル関係なので、色彩に非常に敏感である。ファッションはデザインはもとより、色合いが売れるか売れないかに掛かってくる。
男性、女性で売れる色が違ってくるが、此処では女性物に絞って書く。
基本的に、春色、夏色、秋色、冬色が有るが、12月に入ると別に梅春色と呼ばれている色がある。
春は明るめのパステルカラーと言って白やサーモンピンク、レモンイエロー、ライトグリーン、サックス(ブルー)といった色が一般に流行る。
夏は春と違って淡い感じから、白黒や白地に縞模様、水玉模様といったはっきりした色、例えば赤、黄、青、紫、緑といった具合だ。
秋は夏とは大分違って茶系統中心に色合いが段々濃くなって来る。こげ茶、からし(黄色の濃)、ダークグレイといった具合である。
冬は秋の延長で、+ブラック、ホワイトといったものが一般に流行る。
今日、流行色といったものが、段々無くなりつつある。無難色と言った方が良いのか、昔は捨て色といって他の色をひきたたせる色として突飛な色を作ったが今はそれが無い。
白、黒、茶、紺、ベージュと言った具合だ。
ついでに関西と関東の色合いについて書かせてもらうと、関東の人間は、色のグラデイションが自然な感じなのに対して
関西は黄色、赤、緑といった組み合わせが素敵とか、関東の人間にはちょっと理解出来ない感覚を持っている。
ひょっとしたら関西人の方が色彩感覚は進んでいるのかも知れない。
元々ファッションの最先端は関西方面であり、神戸などはそのさいたる所である。
蛇足ではあるが、ミラノファッションで有名なイタリア人は手足も長いが、首も長い。イタリア製品を仕入れたのはよい
が手首の長い製品だったのが苦い経験だった。